2011年10月27日

不可思議なイベント

10/22 某所某イベント

Facebookにはごくごくかいつまんで書き込んだのだけれど、あの
不可思議なイベントについて、もう少し詳しく書いてみる。
FBでは字数の都合ではしょった僕の側の事情などもあるので、
人によっては、こちらを読んでやや印象が変わるかもしれない。
なお、個人攻撃にならぬよう、イベント名、出演者、会場などの
固有名詞は伏せる。

そう、僕のほうにも負い目があった。琵琶の黒田月水さん出演の
舞踏公演と会場が近かったので、かけもちも考えたが、両者は
開演時間も近すぎてさすがに無理。そう判断したとたん、3カ月
かけて鬱陶しく成長した髪の毛をなんとしても切りたくなった。

行きつけの床屋は混んでいて、告げられた待ち時間を考えると、
イベントに間に合うかどうかきわどかったが、きりたいと思って
しまった気持ちは抑えられなかった。だから、見えない人間が
当然計算に入れるべき時間的余裕が、出発の時点ですでに
なくなっていたのである。

会場は新宿、花園神社近くのギャラリーだ。小田急・新宿駅から
JRの構内を横切って中央東口へ、そして地下道に入る。
サブナードを抜けて、区役所通りのところで地上に出たが、
意図した出口とは違った。そのため、シミュレーションでは通ることに
なっていた「四季の道」(のどかなネーミングに似合わず、あの
ゴールデン街のワキをすり抜ける遊歩道)に入れないばかりか、
区役所通りをわたる横断歩道がわからずにしばらくウロウロした。
結局は、切羽詰まった呼びかけに応じてくれた男女二人組
(カップルかどうかは不明)がとても親切で、会場のところまで
連れて行ってくれた。

地上への出口を間違えたおかげで少し遠回りになったことも
あって、電車を降りてからの所要時間は27、8分、イベントの
開始予定時刻6時を数分回っていた。でも、このテのライブや
イベントのスタートは、10分オシ(遅れ)と相場が決まっている。
だからギリギリ間に合っている……と踏んでいたのだが、実は
それどころではなかった。そこで聞かされたのは、スタートが
1時間半遅れるという衝撃の事実。集まっていた客たちが、
ちょうどバラけていなくなったところだというのだ。

もし僕が6時前に到着していたなら、主催者側からの詳しい
状況説明と、きちんとしたおわびの言葉を聞けたのかもしれない。
散髪にこだわったせいで、その場に居合わせられなかった、
これが僕の負い目である。ただ、僕に事情を説明してくれた方も
やはり客としてそこにいたのだが、あまり釈然とした感じでは
なかった。

さて、むろんキャンセルして引き返すという選択肢もあった。
本来は早い時間帯のイベントだったから、そのあとに行ければ
行こうと思っていた場所もあり、そちらに回ることも考えた。
でも、いま移動しても行った先で時間をつぶすことになるので
やめた。それよりなにより、ここまでの20数分の強行軍と、
わざわざナビしてくれた男女(カップルかどうかは不明)の
親切を無にして、その場を去るのは、あまりに忍びなかった。

お茶というよりは、夕食の時間である。30年前に入ったことの
ある九州ラーメン屋はあいにく休みだったので、サブウェイの
サンドイッチと、それから1時間強の間つき合うことにした。

    (to be continued)
posted by しんどう at 11:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 音ゲル係数

2011年07月19日

ネコマジ/ミタタケ 11/7/18

ネコマジ/ミタタケ @Z-imagine 11/7/18

本当は、ネコマジのお姉さまたちがミタタケのボクちゃん二人を
軽く手招きして、「ねえ、一緒にやらない? カワイがってあげる
からサ」ってな力関係のライブである。でも、僕と見田くんの
間柄なので、まるでミタタケがメインのライブのような書き方を
する。どうかお許しいただきたい。まあ、ネコマジは、僕などが
何を言おうと言うまいと、関係ない人気を誇っているのだから、
大丈夫でしょう。

ミタタケは、僕のユニット Canossa のギタリストでもある見田諭と、
ハーモニカ・ボーカルの佐野武彦のデュオだ。僕のブログでの
ミタタケの説明はこれを最後とし、これからはミタタケという
言葉を、シイタケやマツタケ同様なんの説明もなしに使っていく
つもりなので、ここでしっかり記憶に刻んでおいていただきたい。

家族(といっても、スレ違いばかりでめったに顔を合わせず、
何を考えているのかもよくわからない歳の離れた弟)も同然の
見田くんの話は後回しにして、まずはタケちゃんこと佐野クンだ。
彼のハーモニカはすごい。ハーモニカというと、小学校の音楽の
授業か、フォーク系のシンガーが歌の間奏で、ギターも弾きつつ
器用に吹く、そういう感じしか思い浮かべられない方は、彼の
プレイを聴くと、楽器のイメージが一変するに違いない。

でも、ハーモニカを吹くつもりは僕にはないので、まだいい。
うらやましいのは彼の歌だ。メチャクチャ甘くセクシーな声。
声にも歌唱力にも自信のない僕は、長く伸ばすところにくると、
かかりもしないビブラートを必死にかけて、逃げようとするのだ
けれど、彼は、そんな姑息なことは一切考えない。まっすぐな声
一本で勝負し、そして勝つ。もちろん、メリハリのきいた独特な
歌い回しも魅力だが。

でも、声は取替えがきかないから、まだあきらめもつく。さらに
悔しいのは、彼のMCだ。僕なんか、尺八の練習そっちのけで
MCネタを考え、本番ではお客さんの反応に一喜一憂しながら、
次のひと笑いをとるために頭の中をキリキリ舞いさせる。しかし
彼は、「えー、むにゃむにゃ、ごにょごにょ、うまく言えません」
でドッと笑いをとる。天然だと思うからかろうじて許すけれど、
あれが計算だったら生かしてはおかない。
とくに今回は、ネコマジのお姉さまたちにイタブられる子ネコの
役割がハマって、実に面白かった。

さて、ワケありの弟同然の見田くんはというと、いつものように、
いたいようにいて、弾きたいように弾いていた。彼のギターを、
このところいろいろな組み合わせで4回聴いている。まずあの
HISASHIのバックでミタタケ。ブログにも書いたアカラの
サポート。わがCanossaのときは、むろん背中ごしに。そして
今回である。その中で、つくづく彼がバッキングの腕を上げた
ことを感じた。一応殊勝な顔をして、ときにフロントより目立つ。
僕のように力のない人間は、自在に転ガされっぱなしだ。

そんあ二人、ミタタケの音楽を、是非一度聴いてみてください。
そうそう、彼らの4枚めのアルバムが、ちょうど発売になった
ところだった。
情報はミタタケのHP http://www.kenemura.com/mitatake/mitatake-pc.html


最後になったが、ネコマジの音楽、ミタタケとのコラボも、
とっても面白かった。
posted by しんどう at 17:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 音ゲル係数

2011年06月28日

RIQUO 11/6/26

RIQUO ORIGINAL弾き語りライブ 
 @ 外苑前 music bar “Z.IMAGINE” 11/6/26

前回聴きに行った5/12のライブから1カ月半……溺愛してると
いうわりには、ずいぶん間があいたじゃないかと言われても
しかたない。でも、いくらウナギが好きだって、毎日食べる
わけにはいかない、いろんな事情があるじゃありませんか。

だから、今回のライブを聴くことができなかった皆さんにも、
当然いろんな事情があるのだろうけれど、もしそうなら、その
事情を全力で恨むべきだ。
それほど素敵で、特別なライブだったのだから。

「素敵」については、われらがRIQUOのライブである以上
いつものことだが、「特別」とはどういうことか。
この日のプログラムが、全曲彼女のオリジナル(1曲はベースの
渋谷さんの曲だが、作詞はRIQUO)だったというだけではない。
彼女が数年かけて(07年かららしい、僕が出会う前だが)、
コツコツ作ってきた一種の組曲『The dialogue of the night』、
通称「お姫様シリーズ」がついに完結、新作2曲の初演を含め、
全9曲が初めてまとめて演奏されたのである。

こう書くと、なんだかクラシック雑誌のコンサート評みたいだ。
そして、そういうものを書く評論家や記者なら、このあとに、
この曲はこうであの曲はああで、と細かい開設を続けるのだろう。

でも、僕にはそれは難しい。評論家のように音楽を客観的に
分析し、評価することはもちろん、ライブのお客様にもよく
いるのだが、「○○の情景が浮かびました」とか「××が△△して
いるみたいでした」のように比喩的な言葉で説明することも、
うまくできない。

好きな音楽であればあるほど、どんな言葉を使っても、それが
僕の受け取った音楽とはかけ離れたものに感じられてしまうのだ。
音楽をやっていて、しかも言葉を操る人間としてお恥ずかしい
話だが。

だから僕は、「味の宝石箱や」のヒコマロ流ではなく、「これ、
おいしい」のヤクマル流でいかせていただく。
とにかくRIQUOの音楽はいいし、僕は好きなので、是非一度
お聴きになってみてください、と。

次のチャンスを知りたい方は、RIQUOのブログとライブ情報を以下で。
http://riquo.blog95.fc2.com/

posted by しんどう at 02:12| Comment(1) | TrackBack(0) | 音ゲル係数