昨日は楽しく、またとても有意義な着物デートでした。
夏には毎晩のように浴衣で飲みに出る僕ですが、ちゃんとした
(なのかどうか)着物で外出したのは20何年ぶり2度め。
前回は正月に父親の和服一式を借りて、塾の教え子を連れての
初詣でしたから、普通の日に普通の街を歩いたのは初めてという
ことになります。
二人は原宿駅で落ち合い、竹下通りからわきにそれて、通称
ブラームスの小径のシャレたお店(*注)で遅めの昼食。裏道を
抜けて明治通の交差点に出ると、そこから表参道の交差点まで、
店をのぞきながらブラブラ歩く……という、それはそれは普通の
デートコースを、着物姿でこなしたのでした。
でも、のぞいたお店というのは、和服もかなり扱っている古着屋、
それも1軒ではない。こんな場所にこんな店が……と、驚くと
ともに嬉しくなりました。
というのも、僕はかねがね、人類社会のサステナビリティ(持続
可能性)は、日本人がその風土と歴史の中で醸成してきた感性に
根ざす生活文化を、書く地域・民族がその文化的固有性との
バランスをとりつつ吸収・消化し、わが国で不十分ながら
奇跡的に実現している宗教を含む文化のカオス的共生を、
深化させつつ世界規模に広げられるかいなかにかかっていると
考えているからです。つまり、着物での表参道そぞろ歩きは、
人類の未来を救うための不可欠な一歩となるわけで、そこで
和装の店を見つけたことは、僕を大いに力づけたのでした。
珍しく写真つき。お相手の和服美女は、、、、為替レートに影響するので言えません。
無理して難しい言葉を使ったら疲れたので、今日はこのへんで。
*ミッキー・カーチスさんプロデュースの「ブルーガーデン」。
おいしいので皆様ぜひ。