2013年05月08日

悲しきアップデート・その4

悲しきアップデート・その4――「見えない」ということ 40

前回どこまで書いたんだっけと読み返してみたら、文章がやたら
とっ散らかっている。わけがわからない部分すらあるが、それは
そのまま、あのときの僕の絶望的な気分を表しているのだな――と
好意的に受け取っていただければ幸いである。

さて、記憶によれば、たしかこの頃合いで携帯が鳴った。実は、
最終的に見える人の助けが必要となるかもしれないと、助っ人に
SOSのメールを送っておいた、その返事だった。夜には梅ヶ丘
界隈に戻っているので連絡を、というありがたいお言葉。これで
ちょっとホッとする。

でもむろん、一国も早く解決したい状況でもあった。それで、
電話線でつながれた二人三脚に戻った。

しつこいようだが、XPならばどのキーをどのじゅんばんで押せば
どこに行くのか、だいたい見当はつくのだ。使い慣れていたことは
もちろんだが、そもそも設計というか論理がシンプルで、
わかりやすかったし、知らない状況への応用もきいた。しかし7は、
タブキーと左右矢印、上下矢印キーの使い分けがややこしかったり、
同じキーを押しても、妙に気をきかせたつもりか別の場所に連れて
いかれたり、どうにもマスターできないというか、マスターする
気がなかなか起こっていなかったのである。

そこで二人三脚のパートナーが、向こうでも同じ画面を開き、
キー操作をナビしてくれることになった。
まず、送られたメールを開き、添付されたモジュールを保存する。
ここまでも、Liveメールというソフトがけっこうひねくれた
つくりになっているので、一本道ではいかない。
保存されたモジュールはスタートメニューのドキュメントに入って
いるはずだが、カタカナの「ドキュメント」を椿は読んでくれない。
それでも、さすがにドキュメントの場所はわかっていたので、
ここだという「無言」の場所でエンターキーを押す。目論見どおり
ドキュメントは開いたようで、ファイル名の「FocusTalk」の
英字を椿が読み、モジュールは、無事に発見された。

指示に従って拡張子を書き換え、エンターキーで実行。
問題はここからだ。

指示されたショートカットキーを操作しても、想定された結果が
起こらない。鳴るべき警告音が鳴らないし、椿がデタラメに読む
文字情報からしても、開いているウィンドウが想定されるものとは
違うような気がする。

あれこれ試しているうちに、椿はうんともすんともしゃべらなく
なり、やむなく電源ボタンで強制終了。
再起動してふたたびトライ。しかしまた迷子になり、今度は正規の
シャットダウンから再起動。

もはや、この方法はあきらめざるをえなかった。
そこで僕は、Focustalk本体のインストール用ディスクは、
セロテープで目印ならぬ手しるしがつけてあるので、探し出せると
告げた。そして、いったん現在のFocusTalkをアンインストールし、
ディスクからインストールし直すという、まわりくどい方法に
切り替えることにした。
ああ、作業も終わらない、ブログも終わらない……。(続く)
posted by しんどう at 17:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 「見えない」ということ
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