2011年06月06日

黒田月水 11/6/4

黒田月水 @代官山・オンザヒル

昨日は、かなり音楽な1日だった。

 午後は日吉で、筝の演奏家・ティムソン真澄さんと音合わせ。
曲は今度一緒にやる(情報は間もなくアップします)『テイク
ファイブ』、そしてついでに、将来やると思われる古曲『千鳥之曲』
も合わせてみた。う〜む、前唄のところはもう一度覚え直さねば。
そのあと、二胡の人と真澄さんの音合わせもあったのだが、
ずうずうしくその曲にも参加させてもらうことになった。

そこから、好都合にも東横線1本で代官山へ移動。明らかに
ライブのスタートには間に合っていなかったのだけれど、唄の
内容解説で盛り上がっていたらしく、メインの曲の演奏は
最初から聴けた。

月水さんは、ものすごく男前である。容姿はもちろんとても
美しい(らしい)のだが、それに加えて豪快というか、キップが
いいというか、男だけでなく、女でもホレてしまう感じなのだ。
あ、本人が女性だということを言い忘れていた。

琵琶は、日本の伝統楽器の中で、かなり特殊な存在だと思う。
シンコペーションも駆使するあの独特なビート感は、同じく
日本では珍しいビート系の楽器である津軽三味線にもない。

そのビートと、パーカッション的な奏法を含む多彩な音色で
描写する「戦い」の場面などは、ゾクゾクするほどの迫力だ。
これを生で体験しないなんて、一生ディズニーランドに行かない
のと同じくらいもったいない……んじゃないかな、僕はDLに
行ったことはないのでわからないけれど。

しかもそれに、素晴らしい琵琶歌がつく。最初に琵琶歌に圧倒
されたのは、小椋佳の舞台で薩摩琵琶の岩崎晴龍さんの演奏を
聴いたとき。ほかの日本の声楽とは一味違う朗々とした語りが、
以来大好きだ。

さて、そこで月水さんである。演奏もすごいが歌もすごい。
『本能寺』を聴いたのは初めてだったが、遅刻して聞けなかった
開設ヌキでも、情景がありありと伝わってくる。まあ、僕が古い
人間なので、昔の言葉が多少わかるということもあるだろう
けれど、それ以上に彼女の歌の力だと思う。

そうした、琵琶奏者としての完璧な技術的土台の上に、即興演奏
(今回はなかったが)もこなす彼女の音楽性の幅広さ、柔軟さ。
月水さんのライブは、琵琶の魅力をフルに味わわせてくれる。

そんな素敵な月水さんが、また一緒にやりたいと言ってくれた
ので、8月あたりに梅ヶ丘でコラボを企画することにした。
是非お楽しみに。

ライブが終わって梅ヶ丘に戻ると、いつもの Take Five では、
ピアニスト・島健さんのバースデイ祝い。乾杯してケーキを
食べただけで、演奏だの余興だのがあったわけではないけれど、
やっぱりちょっと音楽な感じで1日が終わった。
posted by しんどう at 00:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 音ゲル係数
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